エッセイ– category –
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サークルクラッシャーへの道を歩んでいた私にとって、あのとき名門男子校出身者は簡単だったんだ
この前、NHKの人気番組「ねほりんぱほりん」を観た。 いやー、良い番組である。 この番組は毎度テーマが設けられ、そのテーマに沿ったゲストを招いて話をする。 ねほりんぱほりん - NHK 毎度ついつい気になるテーマが提示されるこの番組、ついこの前の... -
夫の仕事を自分のことのように自慢したっていいじゃない
突然だが、私の夫は優秀だ。 夫の能力をもしも栄養バランスのような五角形グラフで表現するとすると、それはもういびつな形になるわけだが、いくつかの秀でた才能がグラフの表から飛び抜けていたりする。 たとえば、事務作業はまるでダメ。領収書の管理... -
他人は変えられない。なのに私たちは今日も夫婦を営むわけで
とっても当たり前の話だけれど、他人というものは変えられない。 正確にいうと、本当は変えられるのかもしれないが、そう簡単に変わるものではないし、容易に押し付けていいものじゃない。 うんうん。そうだね、そうだね。それはわかっているし、恋人や... -
午前5時に開くアプリ。誰でもいいから、応答せよ
精神的にしんどい出来事が重なって、身も心も悲鳴をあげている時にこそ、ひとは助けが必要だ。だけど私には、そんな助けを頼める相手など思いつかない。 もやもやとした精神状態で夜を過ごすと、人は眠れぬまま朝を迎えることとなる。どうでもいい、無意... -
「〜なのです。」を連呼する文章の読みにくさと、そこにある若い女の自意識
ズバッとしたタイトルで大変恐縮ですが、ちょっと最近感じているもやっとしたものを言葉にしてみようと思います。 文章の途中で「〜なのですが、」というような入り方をするのは、あまり違和感は感じないのですが(←こんな感じね) 文末最後で「〜な... -
インターネット越しに見える世界は全てじゃないのに
……はっ! いけない、いけない。 つらかった過去は変えられないけれど、できるものなら中学時代の自分には「信じられないことに、めっちゃ好みの才能溢れる男と結婚するから。多くはないけど、そのぶん深く付き合える素敵な友人もちゃんとできるから... -
いじめ加害者のことなんか知らないし感謝もしてない、私は幸せになるよ
昨日、Twitterでこんなツイートをしたら、多くの人にリツートされ、そしてコメントをもらいました。 中学時代に私をいじめていた同級生を思い出し、Facebookで検索してみたら『いじめを理由に自殺した中学生の両親、涙の訴え』みたいな記事をシェ... -
朝って、しんどくないですか。
うーん。 朝ですね、おはようございます。 今でこそフリーランス(自営業)となり、マイペースに原稿を書くことを仕事にしている私ですが、 大学生の頃は死ぬ気で1限に間に合わせないと単位がやばいぞという崖っぷちな気持ちと、それでもいつまでも... -
関取花の音楽に私は頭を撃ち抜かれてね、それで椎名林檎を思い出したの
関取花(せきとり はな)さんというシンガーソングライターがいる。 初めて彼女を知ったのは、とあるバラエティ番組で「ひがみ系シンガーソングライター」として面白おかしく紹介されていたときだったと思う。 第一印象は、凛とした目をしているなと... -
結婚すると、夫は親友となった
婚姻届を出して、あっという間に数ヶ月が経過した。 当時25歳の私は当時29歳の夫と区役所に書類を出しに行った。 そして現在、私は26歳、夫は30歳となった。お互いに歳を重ね、昭和生まれの彼は一足先に大人の区切りのひとつ、三十路という年齢になっ...