エッセイ– category –
-
「君はフィクションに向いていないよ」
恥ずかしい話になるが、素直に書いてみる。 私はもともと小説家志望だった。 文学賞の選考はいつも最初だけは通るけど、結局いつも最終選考では選ばれないということを繰り返していた。いつもいつもある程度進んでから必ず落ちるので、最終の選考委員と... -
冬だけ眠り姫になる、季節性情動障害との戦い
お布団にもぐって、目覚まし時計をかけずに眠れるところまでとことん眠る生活は、果たして本当に幸せなのだろうか。 昨夜、夜24時に寝たはずのわたしは、今日の夜20時に目を覚ました。タイムワープしたような気持ちだ。しまった、と声に出しながらカ... -
Googleカレンダーから紙の手帳に戻ってしまった、わたしはアナログババアだ
初めてGoogleカレンダーに触れた時、「こりゃ便利だ」と思った。感動した。 iPhoneからでも、パソコンからでも、どこからでもいつでも同じスケジュールを見られて、なおかつすぐに書き込める。瞬間的に同期する。しかも、iPhoneはいつだって持ち歩いている... -
東京の男に救われる、福岡の女たち
わたしの周りには、東京の男に誘われて上京した福岡の女が何人もいる。 知っているだけでもその女の数は、片手では全然足りないほどだ。 無論、わたしもそのうちの一人である。 地元の大学を卒業し、社会人生活をそのまま地元で営んでみて、あっという... -
記憶にない「購入履歴」の謎を追ってみたら、真人間になれたっぽい
こんにちは、雨宮美奈子です。 なんと天下の楽天さまが、これまた太っ腹な企画を出したらしくて、なんでも「買い物」をテーマにブログの記事を書いて30万円がもらえるのだそうで。 「買い物」をテーマにブログを書いて30万円! それどこ大賞、10月26... -
わたしのピアスの穴の数
人生、いろいろなことがある。 ひとに傷つけられたことばかり覚えているような気もするが、自分がひとを傷つけたこともいっぱいあったんだなあと最近当たり前のことを思うようになった。ちょっぴりオトナになった。自分のしたことをよく、思い返すのだ。 ... -
そこに、女の影を覚えるのならば
モテる男と付き合うことは難しい。 いや、これは正確ではない。言い方を変えようか。 女の扱いに長けている男と付き合うことは、難しい。 何を隠そう、わたしのパートナーがそうだ。 ついつい嫉妬してしまうので最近の彼のモテ事情を追求をすることは避... -
わたしはセクサロイドに嫉妬する
ブログを書きたいけどテーマがないなあと思って、ふとTwitterで何について書いて欲しいか募集してみたら「性交渉用ロボットと旦那がイケナイことをしたらそれってどうなのよ」論争についてのネタ振りをされたので、今日はそんな話をしようと思います。 ... -
夏が来そうね、そうね、日焼け止めの話
気がつけば6月、テレビでは梅雨入り宣言が聞こえる今日この頃。まもなく梅雨もあけちゃって、きっと真夏がやってくるのね、一年の折り返しは早い。 だけども奥さん、知ってましたか。夏の紫外線は既に4月からピークを迎えているってこと。おー、こわい。 ... -
早稲田の道を歩けば
ダーリンは早稲田卒。 ということで、彼の青春時代を過ごした街である早稲田〜目白を案内してもらったのが昨日の話。 メルシーというラーメン屋に行きましてね。早稲田生ならみんな知っているらしく。 わたしは博多育ちの豚骨派なわけで、醤油ラーメンが...