作家・ライター
シンガポール出身,元気なシングルマザー
鬱々とした陰気な感情を,
軽やかでポップな文章にするのが得意です

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お年寄りに話す、という経験

なんだかこちらにて告知もせぬままで終わってしまいましたが、昨日とある討論会に呼んで頂き、ステージでお話しさせて頂く機会がありましたので少しばかりご報告を。
 
場所は博多リバレインアクアリウムガーデンという素敵な場所でした。
 
タイトルは『異世代討論会』というものでありまして、わたしは若者代表ということで呼ばれたのですが、今回このイベントは社団法人福岡県高齢者能力活用センターが主催されていました。

ですので、足を運んで聞いてくださった方々もメイン層は60代〜70代でした。眠ってほしくなかったので(それでも寝られる方はちらほら…)出来るだけ大きな声ではきはきとゆっくり発音し、カタカナ用語は最大限使わぬように話すよう心がけたりしました、いやはやこれは初めての経験です。とにかく、人生の先輩方ばかりを目の前にして不躾なことなど言えやしない、黙ろう!と最初は思ったのですがマイクを握ればやはりわたしのお喋り精神が発揮されて結構話せました、良かった。
 

 
 
 
なんと70代にして起業したおばあちゃんなどが対談相手にいらっしゃって(肌つや美しく声も明瞭!)、ああ本当に若者は「不幸な時代に生まれた」なんて言ってられないなあと痛感したり。あとまあ予想通りだったのが『今の若者は甘えている』的な発言は非常に多く聞かれまして、耳が痛いものでありました。綺麗に理詰めで反論しても良かったのですが(討論中に頭の中にはこう言えば反論されぬなあというものまで組み立ててしまった)、今回わたしが担わされているのは『若者としての立ち位置なのかなあ』と思ってしまい、また若年者には分からぬこともあるのだと思い、強い反論が出来なかったのが少々心残りであったような気もします、無念。

来たる日本の超高齢化社会において、生産人口の減少に伴い発生してくる諸問題を考えるという意味でも登壇出来たのは非常に良かったのではないかと思います。誰しもが働きやすい社会の構築をしていくためにどうすれば、という問題意識を更に強く持てました、良かった。
 
(ちなみに。わたしが大学で学んだりして主な興味を抱いている分野はジェンダー、アジア経済、そして高齢化や介護問題なのでぴったりと合う企画に沿って呼ばれて非常に嬉しかったです♡)
 
 
他にはミドル世代代表として39歳の議員さんなども対談にいらっしゃったりして、いち大学生にはなかなか出来ない、新鮮な経験をさせて頂いた土曜日でした、感謝です。そして会場に若者が数少なくも数人いたのですが、そのなかのお一人に『雨宮さんですか、本物ですか、お会いしたかったんです!』と言われまして何故か有名人気取って握手なんぞさせて頂きました、サインもねだられましたがそこは斜に構えてCOOLにお断りしました(だって自分のサインなんか持ってないんだもん、いつか作っとくよ!)、しかしたちまち気分は小さなレディガガです…!、ということでご機嫌なところで短いですが、感謝を込めて以上報告でした、ではまた。

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