銀世界の「星のや京都」と、お手頃な京都グルメ
先日、夫と2人で京都旅行へといってきました。
京都の冬は寒いと言うけれど、どうせ寒いのなら銀世界の雪に包まれた京都が見たいなァ、なんて思っていたら、タイミング良く雪の京都を満喫することができました。ああ、日頃の行いに感謝だね。(なんてね)
ポストカードでしか見たことのない雪の積もった金閣寺は、金箔が雪の光を照り返して、これまた美しいのなんの。
逆に言うと、雪が降って無ければ今更金閣寺になんて行かなかったわけですが(だって修学旅行やら何やらで何度も行ってる)、久しぶりの金閣寺はため息が出る美しさでした。素敵。
星のや京都に宿泊
3日間の滞在で選んだ宿は、「星のや京都」。嵐山の川沿いから、なんと船でチェックインするという粋な演出でスタート。もう宿に到着する前から、心が躍る!
到着してチェックイン。
それぞれが離れになっている部屋の間を歩いて行くときに、ギシギシと雪を踏みしめる音が響く。それくらい、静寂。
(奥に見えるのはわたしを置いて先に歩いて行く夫)
部屋でゴロゴロしていても見えるのは銀世界。東京でも、福岡でも、シンガポールでも。わたしの住んだことのある場所では、ここまでの雪は見たことがないので、ついつい窓際で雪をぼーっと何をするでもなく、眺めてしまう。
夫も同じ考えのようで、ひたすらに動画やマンガをぼーっと楽しむ贅沢なひととき。
(夫は北海道出身なので雪にはあまり驚きがないらしい)
朝ごはんは部屋食。部屋の中にはなかったテーブルをどこからか用意してくれて、窓を眺めながら食べられるように鍋をセッティングしてくれます。
あたたかな出汁でしゃぶしゃぶにした京野菜が、朝の寝起きの身体にぐっとしみる。
ということで、グルメについても触れておかねば。
わらびもちって、わらびの味がするんだよ
本物のわらびもちって、わらびの味がするんですね。
できたてしか出せない、ぷるっぷるのわらびもちを食べました。ちゅるっ、とろっ、ふわっ、もちっ、と幸せな食感が口の中を高速で駆け抜けていきます。脳内処理が追いつかない。
- ジャンル:甘味処
- 住所: 京都市左京区下鴨西高木町25
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- (写真提供:romai343)
金閣寺近くでランチを、というのなら5分ほど歩くここ。
蕎麦屋の親子丼って、なんでこんなに美味しいんでしょうね。こちらもとろっとろ。
- ジャンル:そば
- 住所: 京都市北区平野宮敷町26
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- (写真提供:kaihayapapa)
鶏ばかりが連続して恐縮ですが、嵐山で食べた「鶏すき」も最高でした。
おかみさんが全部作ってくれるので、こっちは黙って瓶ビールを飲んでいるだけです。これを黄身の美しい生卵に絡めて、さっと食べれば…至福。
- ジャンル:鳥料理
- 住所: 京都市西京区嵐山中尾下町44
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- (写真提供:ヒロhr5578)
ここまで降ることはあまりない、積もることはなかなかない、と京都の方々が口をそろえるほどに雪で染まった珍しいタイミングでの旅行となりました。
雪が溶けていったあとも、これまたたくさんのところを観光し。
平等院鳳凰堂は、前回訪れたときに工事中だったので無事にリベンジ。
素敵な旅となりました。実は新婚旅行をまだ出来ていなかったので(先送りしている)、ちょっとした記念旅行になって嬉しかったり。
銀世界の京都、寒いけれど本当に良かったです。