東京は僕のことを、あまりにもすんなりと
秋めいてきた。
東京に移り住んでからというもの、新しい仕事を得て、駅の路線図も頭に入ったおかげで効率よく乗り換えられるようになって、ハイヒールで歩く速度も早くなって、少しはわたしも東京のひとになってきたのかなと思う。
先日、東京の区役所に転入届を出した時、ああわたしは福岡の人間じゃなくなるのだ、という意識が強くなって、自分で決めたことだったはずなのに少し落ち込んだりもした。東京に移り住む人は、みんなこんな気持ちになったりしているのだろうか。
目まぐるしく、そしてきらびやかな東京はいつだって鮮やかだ。
銀座、芸能人、ファッション。
パーティーで見かけたその羅列は、ああ、分かりやすく東京だ、と思った。
なんだか今日ほど東京に来たなあと思った日はないかもしれないな。……とかこんなことを言ってるうちは、やっぱりわたしは東京に馴染めていないのかもしれない。
明日オープンのFURLA銀座店。大通り沿いに鎮座していた。
メイン部分と、カバー部分が選べて着せ替え出来るミニバッグは本当にかわいくて、宣伝じゃないけれども『買わなきゃだめだな〜』と思わせられ。
しかし東京の初任給を受け取っていない今は、ちょいと我慢。
華やかなフロアは、きらきらと眩しく。
東京は夜だって昼のようだ。
今季から登場したという、このリュックがもう、たまらなく可愛くて。FURLAの代表であるキャンディバッグ、この手もあったかという。
濃いピンク、きてました。
靴もいろいろ。これなんかは歩きやすそうで、仕事で出歩くときにもガシガシいけそうだなとちょっと目をつけてきた。
よし、おねだり候補にしておこうと決めた。
そんなこんなで、東京を感じた日だったので自分の中で思いを残しておきたくなり、このブログも書いてみたわけだし、あまりひとりで自撮りなんかはしないのだけど、自分を写真に残しておいた。
自撮り📷 普通に全身 #VivienneWestwood で来てしまった。今度からブランドのパーティーにはそのブランドのものを持って行こう……!👜 #furlaginza
たとえば一年後の今頃、わたしはきっと、もっと東京人のふりが上手になっているのだろう。