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《サウスピークに行ってみた》本気のセブ留学って?人生で一度くらい死ぬほど勉強をするのも、いいかも

 

 

「英語を学ぶならダントツでおすすすめの、いい語学学校があるんですよ。セブにあるサウスピークっていう学校なんですけど」と、セブに留学していた日本人に話を聞いたのは、今から数ヶ月前の話。

そんな人から聞いただけの情報を、こんな感じでふとツイートしてみたら……

 

 

なんとこの直後、サウスピークの中の人から連絡をいただきまして。

「ちょうどセブ滞在中なら、ちょっと休日にでもうちの学校見学してみます?」という、願ってもない知らせ。正直、かなり気になっていたんです。

だって多くの人が絶賛するし、宣伝のための留学エージェントも使ってないし。日本人経営とは聞くけど、どんな学校なんだろう?

 

しかもライターのトイアンナさんも超プッシュしている、サウスピーク。 

 

いやはや何がご縁になるかわかりませんね。

ってなことで私、偶然にもちょうどセブにいたので、お言葉に甘えて「ぜひ見てみたいです!」と食いついて、見に行ってきました。

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3校あり、それぞれに特色がある〜まずはプレミアム校へ

実はこのサウスピーク、セブに3校舎あります。

それぞれに特色があるとのことで、選べるようになっています。(料金もちょっと違う)

 

今回はそのうちの2校にお邪魔してきました。

まずは、施設のグレードが高いという「プレミアム校」へ。

 

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で、ついたら、早速どーん!

 

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「ああ、こりゃ確かにプレミアムですわ〜」

敷地内には、広々としたプールが。泳がずども、見ているだけでちょっと涼しげな気持ちになります。ちなみに泳いでいいそうですが、私は体型を整えて出直したいですね。

 

そしてこの写真の左手に、個室や2人部屋などの宿泊施設が用意されています。

正直、セブの語学学校をいくつか見てますし、セブのホテルにも泊まってますがこちらは想像以上に綺麗なレベルで、びっくり。

 

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(光の関係でかなり東南アジアっぽい感じがしますが、写真よりも清潔感はかなり高めです、清潔なシャワーもトイレもばっちり!)

 

個室にはしっかりエアコンも完備。

WiFiは入るけど弱い感じなのですが、勉強に来てるんだからそれは正直問題なしです。「YouTube見れないときついわ」なんて言ってる場合じゃないです、だって勉強に来ているわけですし。

 

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現在、在校している生徒たちの写真一覧は一箇所に貼られています。

基本的にはTOEICが300点台だとレベル3、400だとレベル4ということだそうです。もしも私が生徒なら、早くこの写真をもっと上のほうに移動させたくなりそう。

 

ということはこの写真を見ると、こちらの校舎では一番多いのは500点台だとわかります。でも200点台からいますから、全然気負う必要はない雰囲気です。

英語を学ぶ時の戦う相手は周囲ではなく、自分ですもんね。

 

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少人数で受ける教室も、しっかり。施設的には本当に申し分なしだなぁ。ちょっとのんびり授業を受けたいと思ってるシニアにも人気の校舎のようです。

 

そしてここの校舎の特色のひとつである、自習室。

なんと生徒ひとりひとりに与えられます。(!)

 

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勉強に打ち込む生徒さんの姿が凛々しい!思わず後ろから「ファイト!」って言いたくなっちゃう。

 

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こんな感じで個室が与えられるため、そこには参考書などを置きっ放しにしてOK。

マンツーマンの授業はこの部屋まで先生が訪ねてきてくれるシステムです。贅沢や!

冷房もばっちりで、本当に快適です。日本人生徒のみなので、同士が頑張っている姿を見ると励まされること間違いなし。

 

ちなみに英語力がしっかり身についた、英語を使って海外に就職した、のような一定の基準を満たすと殿堂入りとなり、名前が飾られるそうです。

 

ポケモンの最後のチャンピオンロードのBGMが聞こえてきそう。(多分同世代にしかわからない例え)

 

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異国に来て、心細くなりながら英語を勉強して。

そんなときでも過去の勇者の名前を眺めれば、気合も入れなおせそうです。見ると高まる!

 

そもそも、英語を最短距離で学ぶなら

例えばこのサウスピークがあるセブでは、その安さを活かして1日に何コマもギッシリと授業を詰め込む語学学校がたくさんあります。

 

確かに、とりあえずひたすらに英語漬けになるというのも英語力を向上させるためにはいいのかもしれませんが、ちょっと待って、英語って、発音とスピーキングだけじゃないですよね?

英語を点数を上げる気持ちで徹底的にやるなら、語彙力の向上、そして何よりも英文法は避けて通れない道。

 

英語「しか話せない」、フィリピン人の講師から受ける英文法や語彙の説明は、もちろん効果はありますが「遠回り」なのではないか。そんな視点から、ここサウスピークでは、日本語のテキストを的確に利用しながら進めていくシステムとなっています。

 

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代表の方である柴田さんが、いい意味で「英語参考書マニア」なんだそうで、一人一人の「英語力」「留学期間」「留学の目的」に合わせて学習カリキュラムを作成しており、どれを使えば効率よく学習できるかを確立しているそうです。

なので、それぞれのレベル別に指示があり、使うテキストが決められます。ひゃー、ありがたい!

 

ちなみに早めに留学の申し込みをすれば、日本にいる期間からやっておくべきことも指示しておいてもらえるので、時間を最大限有効的に使えるのが嬉しいポイント。留学を決めたら「即申し込んで相談」しちゃいましょう。マジで。

 

確かに英文法は日本語でやったほうが、何倍も早く理解が進みそうです。それは感覚的にもわかりますよね。英語で英語を学ぶよさも、確かにあるんですけども。

 

ここ、サウスピークは、英語の授業をひたすら詰め込むのではなく、授業時間以上に自習時間を大切にしています。

でもそれは決して放置というわけではなく、個人個人によって「どのような予習・復習をするのか」まで事細かに決まっている点が特徴です。自主的にやる時間も、サポートがついてるんですね。

 

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1週間のスケジュールをこのように出させて、しっかり管理。そりゃときには先生と外食に出かけたり、なんてことも可能ではあるのですが、見ていると基本的には皆さん早朝から夜までみっちり勉強しています。

スケジュール通りにやっても思うように英語力が上がらなければ、日本人スタッフからの指導やアドバイスなども受けられますので、ご安心を。

 

そう、留学して環境を変え、勉強に打ち込む環境に浸ること。

自習室で、部屋で、食堂で。うろうろしながら参考書片手に打ち込む。これが日常。周囲の姿。

 

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英語を身につけたいと思った時、それはまさに英語を身につけられる最大のチャンス。それは、そう人生で何度もあるわけじゃないのだから「死ぬ気で学ぶ」チャンスなんです。

 

ここサウスピークは、そんな決心を心から応援してくれる語学学校であり、そのために最短距離で成果を出すための道しるべを示してくれている学校なんだなと素直に感じました。

 

何より、そういう勉強のために留学に来ているんでしょ、という雰囲気作りがしっかりとなされています。

キャッチコピーも、本気と書いて「マジ」と読む「本気(マジ)留学」。

 

だから3ヶ月でTOEICの平均点は211点上がるという、驚異的な学校というわけです。

そりゃTOEICが全てではありませんが、目に見える数字として現れるとこれほど嬉しいことはないですよね。

 

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日本語禁止校は、正直最高にうらやましかった

ってなわけで、お次は「日本語禁止校」に立て続けにお邪魔してみました。車で20分ほどの移動距離。

ここはなんとTOEIC600点以上じゃないと入学が許可されない、という上級者向けの校舎。そして24時間、日本人同士の会話も全て英語がルールです。

 

到着してすぐに入り口で写真を撮ってもらいましたが、なぜだろう、ちょっぴり古いポーズしか取れない自分が悲しい。ファンデーションが白浮きしてるね!

 

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(一応、平成生まれだよ ( ᐛ👐)パァ )

 

まず覗いてみたのは、ボイストレーニングルーム、つまり「発音練習室」。

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昔はジムだったと言う一面の鏡を改装して、机が並べられています。

ここで声に出しながらテキストを読んだりして、自分の口の形も確認できると言うわけですね。先生に発音矯正のクラスで習った口の形を、何度も恥ずかしくなる必要なく堂々と再現できるスペースです。

 

ずらりと並んだテキストは、日本語が中心。日本語で効率よく学び、先生に徹底して鍛えてもらう。最高の学習環境ですなぁ。

 

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くんくん。

美味しい匂いがしてきたのでまんまと釣られ、歩いていくと…

 

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おや?

そろそろお昼ご飯の時間なんですね。食いしん坊の私、これは見逃せないです。

 

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こちらの学校、ご飯はしっかり3食用意されており、彩りも充分。この角煮?みたいなやつが最高に美味しかったので、おかわりできないの?と周囲に聞いたほどです。(めっちゃ食い意地はってる)

 

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わお、汁物だってついてる!

 

なんとなくですが、日本人「しか」いない語学学校だから、味覚はかなり日本人にチューニングされている気がしました。こりゃ美味しい。(普通にご馳走になりました、サウスピークさんありがとうございます!)

 

これが食べられて、きっちりみっちり勉強できて。なんだここ、最高に幸せやんいいなぁ。学費も滞在費も込みで1ヶ月12万9800円〜という料金だし、マジでサウスピーク、ありかもしれん。

と私もここで学びたい、と割と本気で思っていたのですが、このあとさらにこの気持ちが高まる出来事がありました。

 

日本人がシャイだなんて嘘だ!と思っちゃう事件

美味しいな〜と食べ始めていたら、近くに座っていた生徒さんから声をかけられました。

「Hi, what are you doing?」

一眼レフのカメラを持っている私に、日本人の男の子が超気さくに話しかけてきました。取材なのか、と聞きたいようです。

 

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正直に言えば私はシンガポール出身ですし、英語ネイティブのはずなのである程度は話せるのですが、なんとここで言葉に詰まる。言葉が出ない。

その理由は簡単で、まさかこの目の前にいるシャイそうな日本人男子大学生が、こんな気さくに「英語で」話しかけてくれると思わなかったから、、、、!

 

そう、普通にびっくりしすぎて英語で返す反射神経がフリーズしたんです。いつも日本にいると、日本人は英語を話せない人の方が多いし、そもそもシャイだし、と無意識に思い込んでいたようで、こんな気さくに話しかけられるなんてと理解のほうが追いつきませんでした。刷り込み意識が恥ずかしい。失礼いたしました。

そうだった、ここはTOEIC600点以上にしか入学が許可されない「日本語禁止校」。これが彼らの日常であり、当たり前の会話なんですね。

 

衝撃を受けながら周囲を見渡すと、他愛もない話を英語で話す日本人の集団。たどたどしい英語になることもありつつも、みんな笑顔で楽しそうにコミュニケーションをとっています。

これこそが、日本語禁止校の魅力なのかと思っていると、突然「Hello everyone~!」とマイクを使った声が。

 

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誰やねん!と思いながら前を見ると、フィリピン人講師の方が「今日の話題」について説明し始めました。もちろん全て英語です。

この日のテーマは「今、セレブでも有名人でも家族でも、誰かとランチができるとするなら誰としたい?」というもの。なにそれ楽しそうな話題!

 

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それぞれの5〜6名ほどのテーブル内で発表しながらご飯を食べ、その中の1人が最後に全員の前で発表するというランチ時間に行われるイベントでした。

 

サッカー選手のあの人に会いたい、などのトピックが私のテーブルでも話され、順番が回ってきた私は焦って「ジャスティンビーバーとランチして、ゴシップについて聞きまくりたい」と下世話な回答しかできませんでした。

同じテーブルの他の子は「あの技術の有名な開発者に会いたい」などと高尚なことを言ってたのに、私ってば…。

 

サウスピークでは、社会人の方も多く在籍しています。みんな世代を超えて、楽しそうに発表しあって、リアクションしあうという空間。

 

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日本人同士で交わされる英語コミュニケーション、かなり面白い!

 

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なごやかな雰囲気に、思わず「私もここの生徒になりたい」と思ってしまう気持ちがさらに高まってしまいました。

ええやん、サウスピーク。こりゃいい学校と言われるわけですわ、だって何より雰囲気がいいんですもん。ここで一度くらい、人生をかけて英語の点数を必死にあげるのも、正直アリ、です。

 

英語を学びにいく以上の出会いがいっぱい

生徒の方々に話を聞いていると、年齢も雰囲気もバラバラでした。大学を休学して来ているような学生さんや高校生(!)、はたまた医師や弁護士などの仕事、コンサルや金融などの仕事をして来たという社会人の方にも出会うことができます。主婦の方も結構いるそうです。

 

普段、日本の学校に通っていても出会うことのない世代の人、職業の人に出会えるのもここの語学学校の魅力。様々な世代の人に刺激を受けられ、話を聞けるのも留学ならではの面白い出会いなのかもしれません。

日本では出会うことのなかった日本人と、異国で出会う。そんな面白さを楽しめる留学は、英語以上に自分の視野を広げてくれるチャンスになるに違いないなと感じました。

 

まとめ 

突然のツイートからの訪問となってしまいましたが、その魅力を充分に感じられてすっごく楽しかったです。

早速、東大医学部卒の友人が「難民キャンプに行きたいから、本気で英語を鍛え直したいんだけど、いい留学先ある?」とちょうど相談して来たので、猛烈にこちらをプッシュしておきました。

勉強熱心な体質の自分の友人にも、素直にそう心からお勧めできる学校です。

 

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正直、生易しい学校ではありませんでした。

「セブだしついでにビーチで遊びたい」「夜はクラブに飲みにも行きたい」「海上レストラン巡りをしたい」なんて思いながら留学をしたい人には、おすすめできません。

 

個人的な感想としては、英語と向き合う以上に、自分と向き合う精神力が鍛えられると思います。人生は一度きり。そんな人生に英語力があるかどうかで変わる瞬間はあるはずで、もしもその瞬間があるとすでに予感がしているなら、とにかくがむしゃらに打ち込んでみるのもいいかもしれません。

英語で人生を変える、変わる、そんな留学になると思います。

 

ただしスパルタ校だ、と表現されることもあるようですが、個人的にはスパルタというのは表現がちょっと違うのかもと感じました。丁寧なサポートもありますし、自主性を大事にしながら夜や週末の予定も見守ってくれます。(外泊のみ申請が必要)

「周囲の生徒の邪魔をしない」ことをモットーに、環境を整えてくれているだけなのかなと感じました。

 

英語は、一生モノです。

点数があるかどうかで、入れるかどうかが変わる学校や会社も確かにこの世界にはあります。

 

 

このたった数十秒の動画を見るだけでもわかるんですが、3ヶ月でこれだけ人は変わります。

 

そんな切符を掴むチャンスを、セブの南国で打ち込んでみる。それはきっと、人生でかけがえのない思い出になるに違いありません。

 

 

以上、サウスピークに行ってみたレポートでした!

ご招待いただいたサウスピークさん、ありがとうございました!

 

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