そうだ、大阪&京都へ行こう 〜 魔法界、ホテル・アルバート、ラーメン東大
先週末、いろいろな経緯あって大阪のUSJと京都へと行ってきました。
備忘録がてら、つらつらと書いてみます。思うがままに書くぞ。
実は人生4度目のUSJながら、ハリー・ポッターのエリアは初体験。
この再現のクオリティ、今更ながらすごいね。
もしかすると、もしかするとだけど、何かの拍子に招待が来てホグワーツに本当に入れるんじゃないかと思いながら、必死に『クィディッチ今昔』を読んでいた小学校の頃の私に言いたい、将来魔法界に行けるよって。そんな魔法界は、実は大阪にあったよって。ロンドンの9と3/4駅には行ったことがあるけれど、こっちのほうが感慨が深い。
それぐらい、本当にドキドキした。再現度が高くて驚く、オリバンダーの店で杖まで買えるなんて知らなかったよ。
あ、ロンとロンの双子の兄がぶつけた例の車だ……!
メポ!<○><○>
ハリポタエリアのレストランで食事をしたので自撮り。(同行していた夫は滅多に私の写真を撮ってくれないのだ)
(私の写真を撮ってくれず、食べることに一生懸命な夫)
バタービールは冷たいのと熱いのがあって、暑い日だったから冷たいのにしちゃったけど、冷たくすると甘さが強まったようで最後まで飲みきれなかった。無念。今度くるときがあれば、絶対にあったかいやつにしよう。
バタービールのヒゲは、残念ながら口元にはつかなかった。
今回のUSJは、ハロウィン期間中。
そして今年のハロウィンは、大人ハロウィンと称していくつか期間限定のアトラクションが用意されていた。
その中のひとつ、『ホテル・アルバート』に参加。このアトラクション、USJの入場料以外にわざわざ5000円もかかるし、時間指定もしないといけないほど貴重なアトラクションなのだ。でも大人気。
そしてこのアトラクション、なんと参加前に誓約書にサインさせられる。
このアトラクション内で知ったこと、見たこと、内容などは他言してはいけないし、なんとLINEなどで身内に送信するのも禁止という。
そういった理由でここには詳細は一切書けないのだが、結論から言うとすごいお金がかかっている。
触れ込み通り「没入型」のアトラクションで、自分自身がアルバートというホテルの中の一人の宿泊者として立ち回ることになる。積極的参加をしたほうが面白い。
細部にまでこだわり抜かれていて、本当にこのアトラクションのためにこれだけの設備を用意したのか?と驚くのは間違いない。考えれば考えるほど、ありえないお金と手間がかかっている。USJ、これもうちょっと宣伝したほうがいいぞ。(でもたぶんそうするとキャパオーバーとなるのだろう)
ちなみにこれ、ニューヨークで上演し、チケットが即完売するほど人気となったアトラクション(というか劇とでも言うべきか)の輸入版なんだそう。
ただ、個人的には再訪することはない。それだけしか言えない。
詳細を聞きたい人は、私を酔わせて意識を失ったときにでも聞き出してください。
夜18時になると、いっきに園内にはゾンビが溢れる。
エリアによってゾンビの種類は違い、残虐なゾンビや、化学工場で生まれた気持ち悪いゾンビなど多種多様。
たまに、笛で威嚇するタイプのゾンビがいる。
キャストの教育にはすごく手間がかかっているんだろうなあと思う。
アイドルゾンビ(ってかよく考えたらよくわからない概念だね?)のエリアでは、ゾンビとなってしまったかわいいアイドルの撮影会が行われていた。
ロリータ服がよく似合うよベイビー!
(夫が珍しく撮影してくれた一枚)
私がUSJを好きなのは、切り取り方次第で日本に見えない場所がいっぱい散らばっているところ。よく見ると遠くには高速道路や工事中の建物なんかが見えるしで、正直ディズニーに比べると甘さがあるのは否めないが、そんなところさえも愛おしいUSJ。
私の母国であるシンガポールにもUSS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)があるけれど、日本のもののほうが大きくてダイナミック。圧倒的勝利。大阪は、このテーマパークがあることを超誇るべき。
USJに訪問した夜は、ここのホテルに宿泊。
高層階の大浴場があって、駅直結で最高によくて朝ごはんも美味しかったので、USJついでのホテル選びに困ったらここがいいです。そして、ここまでしっかりしててとても綺麗なのに意外と安い。
何よりテーマパーク終わりに、大阪の夜景を眺められる大浴場(深夜もずっと入れる)でじゅわ〜っと脚の疲れを取るのはたまらなかった。
フロントでは、その時間のそれぞれのアトラクションの待ち時間が表示されているなど、かゆいところに手がとどくとどく。アメニティも必要なぶんだけ取り放題なので、本当に使い勝手が良かった。
最安値はトリバゴで探しました。
そのあとは高槻に寄り、久々の友人と再会。
日本に来てから、私にはいろんな苦労があった。受難。そんな生きづらさを間近で見てくれた友人と久々に会い、私が生きられたことにふたりで感動してふたりで涙を流してしまった。
いろいろとしつつ、最後は友人の夫に車で京都駅まで送ってもらう。
京都タワーは、そういえば中学の修学旅行以来行っていない。
記憶が確かならば、タワー下のビルにはお土産やさんがいっぱいあって、銭湯か床屋のようなものがあった、ような気がする。修学旅行で京都を人生初訪問した14歳の私は、なんだかその雰囲気で京都を一気に好きになった記憶がある。
京都は、なんだか格が高い。
大阪や名古屋は何度か訪問すると感慨がなくなるっていうのに、京都だけは何度来ても背筋がぴんと伸びる。降り立つ瞬間、凛とした空気を感じる。
これは、京都信仰にありがちな感覚なのだろうが、そして私は京都大学への訪問を含めてとんでもない回数降り立っているはずなのだが、それでも慣れない。だからやっぱり、何かあるんだと思う。
そうそう、14歳の私は縁を切りたいものがいっぱいあって、自由時間に「安井金比羅宮」にも行った。縁切りで有名な京都の神社だ。
私をいじめてくる同級生、私にセクハラをしてくる近所のおじさん、みんなみんな、縁よきれてくれ。そう必死に願ったのを覚えている。
ただ、安井金比羅宮の周囲にはなぜかラブホテルがいっぱいあって、開いていた窓から喘ぎ声がたくさん聞こえたのも覚えている。あれは、刺激的だった。
京都を軽く散策し、これまた色々あって「徳島ラーメン 東大」へ。
阿波踊りで徳島を訪問して以来、大好きな徳島ラーメン。その中でも最も愛しているのが「ラーメン東大」。
ラーメン界の東大を目指す、ってのが名前の理由らしいのに、このラーメン屋ってば東京にないんだわ。なんなら、東日本に1店舗もないんだわ。
東京から見ると最寄りは、なんとここ京都店。(と思われる)
それぐらい滅多に食べる機会がない。
こってり、醤油とんこつ。
ダイエット中と言えど、さすがにこれだけは京都に寄ったら食べ逃すわけにはいかない。見逃してください、ダイエットの神様。
ここの特徴である「無料で生卵入れ放題」を利用し、ばっちり替え玉も完食。真ん中の白いのは生にんにくで、これは注文時に言わないと入れてもらえないのでお忘れなく。
で、紆余曲折。なぜか気がついたら東京に戻っていた。
夢のような大阪&東京滞在は、あっという間。日本国内で東京以外に住みたい場所があるとするなら、やっぱり京都だなと再実感する。福岡ももう、飽きたしね。
新幹線で行けば、一瞬だ。
なのでもう少しだけ関西にも、もっとこまめに足をのばしたいものです。食べたいものもあるし、行きたい場所も、そして何より会いたいひともいる。
いつも地方の人に「東京に来てよ」と言っているけど、それっておこがましいね。私がもっと、足を運びます。私がもっと、会いに行きます。待っててね。
▽ 今回買い足した本。これで今度はもっとまわるぞ