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拝啓、林真理子様!
さて皆様にお尋ねをしたいのですが、小説やエッセイでヒットを飛ばしているという作家、林真理子氏のことはお好きですか。美女入門シリーズなどのエッセイ、ラブストーリーは突然に、不機嫌な果実などの原作者である「あの」林真理子氏のことは、お好きで... -
お年寄りに話す、という経験
なんだかこちらにて告知もせぬままで終わってしまいましたが、昨日とある討論会に呼んで頂き、ステージでお話しさせて頂く機会がありましたので少しばかりご報告を。 場所は博多リバレインアクアリウムガーデンという素敵な場所でした。 タイトルは『異... -
わたしの悲しかったこと
ゴールデンウィーク。我が恋人が、福岡へとやって来ました。 わたしの恋人は『東京まれ東京育ち』を自負して自らシティボーイと名乗っているのですが(ちなみにわたしの中でシティボーイを名乗っていいのはなんとなく私立大学の学生のイメージなんだけれ... -
84歳、21歳
わたし21歳、祖母84歳。 同じ紅色のマニキュアを足の爪に塗りました。半世紀以上年齢の違う祖母、だけれど趣味は近いのが不思議です。 今回この春にシンガポールへと帰国したのはやはり自分の中でとても大きなイベントでありました。眩しい季節に... -
わたし自身を、知るために
21年前にわたしは南国、シンガポールで生まれました。 ああ、シンガポール! 常夏で四季など無く、街中に溢れるスパイシーな香辛料の匂いが鼻をくすぐり、多国籍国家という言葉の通りに様々な肌の色の人間が混在し、共通語でさえ複数ある不思議な国、シ... -
大人になつてゐる
ふと小学生の頃を振り返ってみれば、「嘘をつく」という行為はまるで世界中を敵にまわすような感覚があったのを覚えている。嘘をつくこと、それは大変深刻なものであり、自分がついた嘘がばれてしまえば皆がわたしをひやりとした目で見て嫌いになってしま... -
露西亜料理と溜め息
先週、東京にて初めて露西亜料理のボルシチなるものを食すことがあった。 水のようにさらりとした深紅の液体の中には玉葱やキャベツなどの具が浮いており、その皿の真ん中には丸く盛った白いサワークリィムが浮かんでおり、なんだか物腰だけは柔らかい店員... -
3.11 あの日、あったこと
わたしはとある銀行にお勤めの方々から偶然お話を伺うことがあり、それがあまりにも心にぐさりと残るものであった為、是非とも共有したいと思い、ここに書くことにしました。 震災があったあの日。あれから。 東日本大震災があった直後、数日経過しても、... -
書き始め
雨宮美奈子です。 前のブログから来てくださっている方、こんにちは。これから、こちらで新たに更新をしていこうと思っています なにをどう書けば良いのか.模索をしながらもここに色々なこと、思い、感じたことを綴っていければと思っています。 自らの文...