作家・ライター
シンガポール出身,元気なシングルマザー
鬱々とした陰気な感情を,
軽やかでポップな文章にするのが得意です

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インターネット越しに見える世界は全てじゃないのに

 

……はっ!

いけない、いけない。

 

 

自分でこんなセリフを過去にツイートしてたっていうのに、この2〜3日はまるで『世界にはインターネットしかない』ような気持ちになってしまい、ちょっとモロに落ち込んだりしていました。

 

ブログがたくさんの人に読んでもらえたり、ツイートがバズって様々な反響があったり、というのがあまりにも長く続いていたので、それはそれはとても嬉しかったのですが、ここはインターネット。

もちろん、マイナスな感情のものもすべて「食らった」というのが正直なところです。

 

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誹謗中傷から、よくわからない他人の実名が載った愚痴を夜中に知らない人から送り続けられたり。嫌になってTwitter通知を切っても、LINE@を見つけてそこに送ってきたり、Facebookのアカウントを見つけて送ってきたり。

とにかく、ここまで執拗な反応が続いたのは初めてでした。

 

でも、世界はもっと広いのに。
インターネットだけじゃないのに。

自分ではわかっていたはずなのに、インターネットに精神的な余裕を全部持っていかれるなんて、ネットにちょっととらわれすぎていたようです。反省。

 

ちょっと動物的なんですけれども、私はこういう精神的にくることがあると、とんでもなく過眠になります。

確かに途切れ途切れに起きつつも、この2日間はそれぞれ18時間ほどは寝ていました。合わせて40時間弱。うん、こりゃほぼ死んでますね

 

夫は朝出社する時に眠っている私を見ているらしいのですが、夜遅くに帰ってきてもそのまま同じところで寝ているそうです。つまりそういう感じです、食べ放題ならぬ寝放題プラン。お得だね。

ですが、おかげさまで今朝からやっと復活しました。精神的なキツさがたまったとき、私の場合はたっぷりの睡眠で回復します。いや〜〜フリーランスでよかった〜〜!会社員じゃ無理だよこの変な回復法〜〜!

人それぞれ癒される回復法は違うと思うのですが、自分にとって生活に支障のないベストな回復法を見つけられると、世界はもう少し楽に生きられるかもしれません。これを見つけておくのは大事ですね。

 

さて。

私が見たインターネットの様々な言葉は、もちろん世界の全てではありません。そして、フォロワーや通りすがりの人が見た私の姿も、これまた全てではありません。

 

インターネットには虚構や見栄、オブラートに包むのを忘れた嫉妬など様々なものがそこらじゅうに転がっていて、だからそれは本来の姿とは実は離れてしまっているのだけれども、インターネットにアクセスすることが気軽なこの時代、それを私たちってば忘れてしまいがちになります。

 

それは誰かの目線というフィルターを通して見た世界を、さらにインターネットという媒体を通して見ているに過ぎない。そんな当たり前のことを、私たちってどうしてついつい忘れちゃうんでしょうね。いやはや。

 

私に転がってきたネガティブなものに対しても、私は今回それをきちんと意識していれば、多分ここまでは落ち込むことはなかったと思います。目の前にいる人が、目を見て言ってきてるわけではない言葉を、ネットで真正面から受け止めたら損するのは受け取り手だけなんです。

その人が私を見て言ってるその言葉も、本当の私に触れたゆえに発せられたものではなく、インターネットに浮遊した私を見て言ってるだけに過ぎないのですから。

 

インターネットではそういうことが往々にして起こります。ああ、ネットリテラシー。身につけよ。

 

今日も私たちはいろんな情報をネットで拾っては、喜怒哀楽、様々なことを思います。でも嫌になったらスマホを切って、パソコン閉じて、テレビでも見ながらおせんべい食べましょう。できれば、外に出かけてお散歩しましょう。そしたら解決です、万事オーライ。

 

だって、もっともっと世界は広いから。ネット越しに見ている世界は全てじゃない。うん、当たり前田のクラッカーだよね、こんな話。

だからこそ忘れないようにしていきましょう、そうしましょう。

 

しかし自分の過去のツイートにこのことを改めて教わるなんて、こりゃまいったな。(ぽりぽり)

 

 

 


 

 

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