2018年。ロックスターになれなかった私も、28歳にはなれたから
実は先月末、誕生日を迎えました。
ここに書きそびれていたまま、さもずっと前からずっと28歳だったように振舞っています。どうもこんにちは、雨宮美奈子です。
とか書いているうちに、もう大晦日。なんとこれ、駆け込み投稿です。
今年の誕生日は、福岡の実家で家族に祝ってもらいました。
いまさら年齢を重ねたところで、ブログにわざわざ何か書く必要などあるだろうかとも思ったし、特段変わったこともない気がしていたのだけれど、ちょうど1年前のブログを見ていたら、やっぱり27歳になったばかりの私と今の私には乖離があったことに気が付いたので、ちょっと徒然と書いてみます。
以下、かなり思うがままに書いたので、少々読みづらい文章になっているとは思うのですが、素直な気持ちを優先して力を抜いて書いてみたので悪しからず!
《一年前のブログ》
ずっとアラサーだなあと感じていましたが、28歳となればこれはもう明確にアラサー。なんなら、プレ30代って感じで、平成生まれの私ですらもう決して若くないことを日々突きつけられている今日この頃です。
最近、芸能人や歌手でいい子を見つけて年齢を見ると、年上なことも同じ年齢なこともありますが、ちらほらと年下なことも出てき始めました。
年齢なんて、所詮背番号。
そんな背番号にたいした意味がないことはわかりつつも、才能溢るる人に出会った時にその若さに触れると、この子年下か、と一抹の驚きはさすがに出ちゃうわけです。
決して若くはない私の、これからの生存戦略。
そういったことを考え、布石を打っていく。
力を抜いて、したいことを大優先に生きていく。
そんな28歳にできればいいな、と思います。
夢は謙虚に追い続けながら、それでも挑戦を止めずに進み続けられたら。周囲の人間を大事にしながら。疲れた時に人を突き放さずに、そっと距離を置ける、そんなアジャストができる大人になることを目標にします。
実は私、年齢を重ねるごとに少しずつ自分のことが好きになれているんですよね。過去の自分に言ったら、きっと信じないだろうな。
年齢を重ねるたびに、自分を好きになる。うん、こんないいことはないなと思います。
思えば17歳の頃は、年齢が重なっていくことがとんでもなく怖かった。
若さにしか、きっと自分の自信を担保できるものがなかったのでしょう。なんて可哀想な過去の私。
17歳の自分の市場価値(それは未来的にも、性的にも、いろいろな方面で)を理解していた17歳だったように思うし、当時は自分の年齢が重なっていくことを「若さが失われていく」という表現をしていました。
みんなが興味があるのは、若い私。では若くなくなってしまった私には、何が残るのだろう?
早死にするロックスターに憧れを抱いていた田舎の女子高生だった私は、27歳までに死ななくてはなんて思っていたし、逆算すれば人生は残り10年!やばい、急げ!なんて必死になっている部分もありました。
さて、そんな女子高生も今や28歳。
もはや、カート・コバーンも、エイミー・ワインハウスも、リッチー・ジェームスも私より年下になっちゃったよ。ロックスターになろうとは思わないけど、いやちょっとなりたかったけど、結局なれなかった。
しかし、堅実な国立大学を卒業し、愛する人と結婚し、また大学で今も勉強している私のどこがロックスターなんだろうね。平和じゃん。
結局ベースギターで人を殴る28歳にはならず、大学の勉強会で人を論破ばかりしている28歳になりました。これが理想だったかはわからないけれど、楽しいのでいいかなってかんじです。
さて、今は紅白を夫や友人らと見ながら「あの歌はこうだ」とか色々とわいわいやってます。東京で過ごす年末も慣れて来たもんだ、来年もどうかいい年になりますように。今年の振り返りは、来年に持ち越しで。だって今は紅白見るので忙しいし、まもなく蕎麦を茹でなければならないので。
さ、皆様に愛と感謝を込めて、良いお年を!