作家・ライター
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ありきたりな日常を、いかにドラマティックに仕上げようか

 

美容家の神崎恵さんという方の本に、こんなものがあります。

その名も、『日常をドラマティックにする方法』

 

「日常」をドラマティックにする方法

「日常」をドラマティックにする方法

 

 

美容系のものに限らず、ありふれた日常に工夫をして、思いっきり楽しくドラマティックに生きようというコンセプトの本で、小さなライフハックを詰め込んでいます。(ちなみに個人的には読んでて心地の良い本でした、内容としては女性向けです)

 

ここからちょっぴりヒントを得て、思ったことをつれづれと今日は書いてみます。

 

私たちは日々を忙しく過ごしていると、旅行などにでも行かない限り、毎日を急に楽しく鮮やかにすることはできない、とどこかで無意識に思っているかもしれません。

 

なるほど、確かにせわしない日々ではそんなことを考える余裕はないかもしれませんが、それでもグッと立ち止まってみれば、こうすれば楽しくなるかも、と工夫する余地は実は身の回りにたくさんあることに最近気がつきました。

視点をちょっぴり切り替えて、こう思うようにしてみたわけです。

 

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私の生きている日常は、ドラマ。

だからそれに出演している私はさながら主演女優、他にも私の身の回りには様々な役の人がいて、脇役のひとだってたくさんいます。(あくまで私が主演の時は脇役であって、私だって他の人のドラマの脇役だったりします)

さて、監督目線でこの人生をプロデュースするとしたら、どんな演出を加えようか?

 

こんな風に妄想してみると、主演女優(自分のことだけど)にあれをさせてみよう、ここで留学に思い切って行かせると物語は急展開するんじゃないか、結婚するのも面白い選択肢かも。

なんてことが、浮かんでくるわけです。

日常って、マジで切り取り方自体で、考え方自体で面白く感じられます、不思議。

 

ちょっと自分の人生を客観視すると、こうしたほうがいいじゃん、という無意識に「お金かかるし」「ありえないし」「勇気でないし」といって考えないようにしていた選択肢が急に面白く感じられるようになるかもしれません。

自分を主人公にした物語を、自分でプロデュースし、監督していく。これが実は自分の人生を、自分の手で舵を切る時には一番忘れがちで、でも最も大切にすべきことなんだろうなと最近思うようになりました。

 

人は他人の人生には、上手な口出しができたりします。

これ不思議なんですけども、それは客観的にみることができていることに他ならないわけです。

例えば今日の昼に転職したいと思っている友人に付き添い、転職先候補の私の知り合いの方に引き合わせた時、私は友人への評価なんてものだったら横からスルスルと言葉が出たと言うのに、自分の話題に転ぶと、口は止まっちゃうし、全然言葉が続かない、なんてことがありまして。

 

人間は他人の評価を上手にできても、自己評価が全くできてなかったり、見当違いなことを言い出すことがあります。いやはや、面白いですよね。自分でも本当に自分のことが、よくわからない。

しかもこれ、私だけかと思ってたら、同じように「自己評価、迷走中!」みたいな人が他にも結構いたりします、ああ迷走東京砂漠。

 

自分の人生、レールを敷くのも選ぶのも私。こういった意識が薄れていくときに、私たちは日常を急につまらなく感じるのでしょう。

確かに他人に従ったものに、選んでくれたものに、私たちは積極的にはときめけないもんです。私が選んだぞ、好きなんだぞ、と大声で言える道を自分で選べるようにならないと、流されて流されて、気がつけばつまらない大都会にぽつんと1人取り残されている怖さがあります。

 

私の日常は、私が鮮やかに色付けてみせる。

そういった決意を時々、女優だと思う妄想でもなんでもして思い返さないと、灰色コンクリートジャングルの大都会で迷走して疲れ果ててしまいそうなので、これからは意識的に声に出して繰り返していきたいなと思います。

 

ドラマティックに、日々、生きたくない?(ブルゾンちえみ風に)

だからもうちょっと意識的に自分の人生、コントロールしてみたいもんです。以上、雨宮美奈子でした。今日はこの辺で。

 

「日常」をドラマティックにする方法

 

 

 

 

 

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